相続とは?
相続とは亡くなった人の財産を配偶者である夫や妻、子供など一定の身分関係にある人に受け継ぐことです。法律用語では受け継ぐ人のことを相続人といい、亡くなった人のことを被相続人といいます。
相続には法定相続と遺言による相続の二種類があります。法定相続の場合には法律によって受け取る人や分割比率などが定められていますが、必ずしも定めに従った分割をする必要はなく、遺産分割協議といって相続人同士の話し合いによって受け取る人や割合などの分割方法を決めることができます。
また被相続人が遺言書を作成していた場合には、原則遺言書どおりに相続することになりますが、遺贈者がいる場合は受遺者も含め相続人全員の同意があれば遺言書と異なった分割を行うこともできます。